代替療法の要となる免疫力は、生活習慣の乱れによって簡単に低下するため、睡眠や食事といった方法を見直して改善することが大切です。
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食生活の見直し
腸には免疫細胞の7割が存在するといわれ、免疫力の働きを正常にする重要な役割があります。そのためには、まず腸内の善玉菌を優位にしなくてはいけません。
おすすめなのは、納豆やヨーグルトなどの発酵食品、オリゴ糖をたっぷり含むバナナやたまねぎ、にんにくといった食材です。また、抗酸化力のある栄養素としてビタミンA・C・E、亜鉛やセレンを含む食材も欠かせません。
質の良い睡眠をとる
免疫は自律神経の副交感神経が優位の際に生成されるため、最も副交感神経が働いている睡眠は非常に重要であるといえます。睡眠時間が短いとその分、生成も少なくなるため注意しましょう。
ただ、睡眠時間が長くてもいびきをかいていたり、睡眠時無呼吸症候群のおそれがあったりすると、眠りの質を低下させて副交感神経の働きが十分でなくなることもあります。肥満解消や寝る姿勢・環境の工夫なども視野に入れて、良質な睡眠をとることが大切です。
身体を温める
体温と免疫力の関係は有名な話で、身体を冷やした時に風邪やインフルエンザにかかりやすくなったり、冷え性の方が病気の回復が遅かったりするのはそのためです。
また癌細胞は35度台の体温で活発になるため、低体温の場合、癌が繁殖しやすくなってしまいます。身体を温める食材で調理をしたり服装を見直したり、熱を生み出す筋肉をつけたりと、意識して体温を上げるための工夫をしましょう。
適度な運動
体温は筋肉量と比例するため、毎日適度な運動により免疫力をキープすることができます。「ウォーキングや筋トレをする時間がない…」という時には、空き時間にできるスクワットやストレッチでも問題ありません。大切なのは継続することです。
様々な代替療法が注目を集める中、基本となるのはやはり生活習慣の見直しです。その上で代替療法を行うと、違いをはっきり実感できることでしょう。
お役立ちコラム
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